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【TrueNAS SCALE】完全復活!物理死したHDDの新品交換とホットスペアの完璧な「帰還劇」

hidetti
著者
hidetti
スノボとホームラボのセルフホストノート

前回の記事で、深夜の謎の過負荷(狂ったスリープcron)によりHDDが1台物理死亡した話を書きました。 ホットスペア(日立製HDD)が即座に身代わり出動してデータを死守してくれていましたが、ついに注文していた交換用の新品HDD(WD Red Plus)が到着!

今回は、新品HDDの物理換装から、ZFSのリシルバリング(再構築)、そしてピンチヒッターのスペアが自動的に待機部屋へ戻っていく感動の「完全復元劇」をレポートします。


📦 新品HDD「WD Red Plus」が着弾&物理交換!
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Amazonでポチった信頼のNAS用HDD WD Red Plus(WD20EFPX / 2TB) が無事に我が家に届きました。

“WD Red Plus 2TB (WD20EFPX)”

さっそく我が家の要塞(HP ProLiant MicroServer Gen8)を開封し、死んだドライブを抜き取ります。 1スロット分がぽっかり空いた状態です。

“故障ドライブ取り外し直後のサーバー内部”

抜き取ったマウンタに新品のWD Redをネジ止めし、カチッとスロットへ装着! 見事に4スロット全てが埋まりました。

“新品ドライブ装填後のサーバー内部”

フロントドアを閉めて鍵をかけたら、ハードウェア側の準備は完了です!

“フロントドアを閉めたHP ProLiant MicroServer Gen8”

⚡ リシルバー開始!「あれ、スペア切り替えより早い…!?」
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物理作業が終わったら、TrueNASのWeb UIへアクセス。 故障していた sdc の位置で Replace(交換) を実行し、今挿した新しいWD Redを選択します。

画面上では REPLACING ステータスとなり、一時的に新しい sdc と身代わりスペア(sda)が並んでデータ再構築(リシルバー)が進んでいきます。

“TrueNASのVDEV画面:REPLACING処理中”

実際にリシルバーが始まって画面を見ていると、ある異変に気づきました。

「…気のせいかな? スペアに切り替わるとき(約7時間半)よりも明らかに進みが早いぞ!?」

調べてみると、これにはちゃんとした技術的理由がありました。

💡 なぜリシルバーは爆速だったのか?
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  1. スペア切り替え時(エラー検知)のオーバーヘッド
    ディスクが壊れる時は、システムが「本当にこのHDD死んでる?」と何度も読み書きのリトライを繰り返したりタイムアウトを待ったりするため、全体的に動作が非常に重く遅くなります。
  2. リシルバー(新品への書き込み)のフルパワーモード
    新品ディスクへの書き込み処理は、壊れたHDDのエラーを気にする必要がありません。他方の健全なドライブからデータを連続で読み出し、まっさらな新しいディスクへシーケンシャル(連続)書き込みを一気に行うため、ディスク本来のトップスピードが出るわけです!

最初の見積もり時間(約4時間48分)からグングン残り時間が縮まり、システムがフルパワーでデータを書き込んでくれているのがわかりました。


🍖 待ち時間の正しい過ごし方:庭でバーベキュー
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HDDのリシルバー処理はいくら早いとはいえ、数時間はかかります。 ZFSの進行状況を画面前でずっと監視していても胃が痛くなるだけなので…

庭で肉を焼きながらのんびり待つことにしましたw 🍖🔥

ホームラボを嗜むエンジニアにとって、最高の休日と作業の組み合わせです。


🎉 復旧完了!完璧な「ONLINE」復帰
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美味しいお肉を食べ終わって戻ってくると…画面が緑色に変わっていました!

リシルバー完了(所要時間:4時間28分36秒、エラー 0)!!

“完全復旧したTrueNASのストレージダッシュボード”

システムの画面を確認すると、感動的な変化が起きていました。

  1. 新しいWD Red Plusへのデータ復元がエラー0で完了
  2. ピンチヒッターとして戦ってくれたスペア(sda)が、自動的に元の**「待機状態(1 x 1.82 TiB Spare VDEVs)」**へスマートに帰還!
  3. ストレージの健康状態が美しい**オンライン, エラーなし。**に完全復帰!

手動でコマンドをガチャガチャ叩く必要もなく、GUIからの操作1つでここまで美しく構成が元通りになるTrueNAS / ZFSの堅牢さには脱帽です。


🔒 おまけ:復旧後のDBバックアップ運用を見直す
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ストレージが綺麗に治ったついでに、バックアップ周りの運用(Google DriveへのCloud Sync)も見直しました。

我が家では PostgreSQL(pgdata)を使うアプリ(Immich,Vaultwarden, Memos, n8nなど)が動いています。

PostgreSQLのデータは稼働中の生データを直接クラウドに同期すると壊れるリスクがあるため、現在は 「夜間にアプリを一時停止 $\rightarrow$ Cloud Sync で Google Drive へ安全同期 $\rightarrow$ アプリ再開」 という構成でCronを組んでいます。

停止中のファイルコピーなので整合性リスクは100%ゼロ。手間を増やさず、TrueNASのUIだけで完結する一番安全な構成で今後も運用していくことに決定しました!


📝 まとめ
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今回の物理障害からの一連の復旧を通して、自作ホームラボに**「ホットスペアを1台仕込んでおく価値」**を痛感しました。

  • ホットスペア: 突然の物理死でも夜間に自動で一時防御・データ保護してくれる
  • 交換とリシルバー: 新品HDDへの換装後は爆速で復元され、スペアは自動でニート(待機組)部屋へ戻る
  • 精神的余裕: ディスクが死んでも肉を焼きながら安心して復旧を待てる!

自作NASやHomeLabを運用している方は、ぜひホットスペアの導入をおすすめします! 守りが固まった要塞で、これからも快適なNASライフを楽しんでいきます👍

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